日光精器株式会社様(ボトル内残量検知)

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アロマディフューザーのボトル内残量検知の導入事例

日光精器株式会社様 会社概要

日光精器株式会社様の会社ロゴ日光精器株式会社様は、プラスチック部品の加工技術を基盤としながら、家電から車載、住宅、医療機器など幅広い分野において製品の開発設計から完成品製造まで一貫生産にて数多くの製品を提供しております。
今回は、当社にて、ボトル内残量検知の開発設計を行いましたので、ご紹介します。
日光精器株式会社様HP
 
 
取り組み
当社は部品販売だけでなく、ハード・ソフトの受託開発を行っております。今回のケースでは、アロマディフューザーに搭載される、オイル残量確認用のインジゲーターを開発設計いたしました。
アロマディフューザーに搭載されている、ボトル内残量検知のインジゲーターを開発しました。
※画像はイメージです
 
 
設計ポイント(ロードセルを活用したアロマオイル残量計測)
【ご要望】
上部よりお客様によりアロマオイルのビンを押され、大きな荷重がかかる中で、5g程度の精度で、重さを計り、残量レベルの表示、および残量警告を出せるようにしたい。

【上記課題解決のため】
大きな荷重がかかっても壊れない体重計に使うロードセンサーを使用し、上記の特性を出しました。

【設計上のポイント】
①0値補正が必要であるため、下記条件にて0g補正をかけるよう設計しました。

 ・「センサごとのバラつき及び取付応力による0g補正値を製造時に記録する」
 ・「ビンが抜かれた際のレベル150g以下を検出したら0g補正値を必要により修正する」
 ・「隠しSW組み合わせコマンドで、0g補正する」
 等の試作を検討し、必要に応じテスト機に組み込み、お客様でのテストを実現しました。
②簡易ボードマイコンarduinoを使う事で、モデルに組み込んでのローコストでのテストを実現しました。


【機能確認用基板】
241218-1